キュービクル工事(既設列盤増設)

既設が2面構成のキュービクル(高圧受変電設備)でしたが、トランス容量を増設するのにそのままではケースに収まりませんでした。

通常なら別の場所にキュービクルを(ケースごと)増設するのですがスペース的な問題と、 そうすることにより、新たに高圧スイッチやケーブル工事などが必要になって工事費が かさむ事になったり、余計な設備が増え複雑になってしまい好ましくありません。

従って、弊社では キュービクルケースを 1面 増設し、3面構成にしました。

施工手順

施工前は2面構成のキュービクル

初めは写真のように2面構成でした。

キュービクルケースの側面パネルを外す

先ずはキュービクルケース側面のパネルを外します。 予め、基礎も増設しております。(これも自社施工)

新たに増設するキュービクルケース

これが、新しく増設するケース。

増設するキュービクルケースの搬入と接続

新しく増設するケースを搬入して既設ケース(盤)につないでいきます。

既設トランスを大容量トランスに交換

既設トランスを出して、新しく容量の大きなトランスを搬入します。

3面構成キュービクル完成

内部の結線をしてパネルを増設したケースに接続すれば完成! 3面構成になりました。 メデタシ メデタシ。 とまあ、簡単に書いてますが実際にはいろいろ大変だったりします。